競馬の筋道

競走馬の活躍が見れる!名作映画「シービスケット」とは

走る馬

競走馬が出てくる映画として競馬ファンにもおすすめなのが、2003年にアメリカで公開された「シービスケット」という映画です。この作品は実話が元になっており、大恐慌時代のアメリカで活躍したシービスケットという競走馬がモデルになっています。

映画の原作はローラ・ヒレンブランドの小説で、日本語でも「シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説」というタイトルで、ソニー・マガジンズから出版されています。

物語の主役は、競走馬シービスケットと馬に関係する3人の男性です。その中で、最も主要な登場人物であるジョッキーのレッド・ポラードはトビー・マグワイアが演じています。トビー・マグワイアは主演のほかに製作総指揮も担当していて、この映画の製作で中心的な役割を担っています。
マグワイアと共演している他の2人の俳優はジェフ・ブリッジスとクリス・クーパーで、それぞれオーナーのチャールズ・スチュワート・ハワード役と調教師のトム・スミス役を演じています。

この映画の見所は最後のレースシーンで、本物の競馬レースさながらの迫力があります。リアリティを追求するために、残されている当時のレースの映像を参考にしながら、レースの展開や結果をスクリーンで再現しています。この映画は本国アメリカでも高く評価されていて、第76回アカデミー賞では作品賞など7つの部門にノミネートされました。日本で公開されたのは翌2004年のことですが、日本での評価も高く、日本アカデミー賞優秀外国作品賞や報知映画賞海外作品賞を受賞しています。

競馬ファンだけでなく、映画ファンも一緒に楽しめる作品です。